開催日時:2023.03.19 13:00
■申込フォーム https://forms.gle/UBycuvbvGRnZ
■書評会主旨
本企画は淡交社から2021年5月に出版された松木裕美『イサム・ノグチの空間芸術』の書評会です。本書はノグチの彫刻と庭園に関する豊富な図版と写真資料を手掛かりに、多民族・多文化の共生を目指すノグチの理念を明らかにしながら、ノグチの新たな一面を浮かび上がらせています。そこで、イサム・ノグチ研究者の今村友里子先生やランドスケープ・アーキテクトである大野暁彦先生をお招きして、ノグチの風景論と本書の意義について、ノグチが影響を受けた東福寺本坊庭園の見学を行った上で、活発な議論をする場を設けたいと思います。さらには若手小部会メンバーであり、グローバルヒストリーとしての建築史に詳しい江本弘先生とアルベルティの図面表現の研究を進めている三木勲先生にご登壇いただき、建築論や近代建築史として、庭園の実例を研究する方法について議論を深めていきます。
■日時・会場 2023年3月19日(日)13時〜16時00分(12時30分開場)※対面開催
■書評会定員:100名 (予約制・参加費無料)
■庭園見学会定員:計30名 ※庭園案内役:上野友輝(広島工業大学) (予約制・庭園入園料有料)
■主催:日本建築学会近畿支部建築論部会
■式次第
13:00〜13:10 司会の挨拶と筆者、評者のご紹介:木村智(立命館大学)
13:10~13:25 解題1 (第1章、第2章):冨久亜以(熊本高等専門学校)
13:25~13:40 解題2 (第3章、第4章):和田健志(広島工業大学上野友輝研究室)
13:40~14:00 評者1(グローバルヒストリーの観点からみた書評):江本弘(京都美術工芸大学)
14:00~14:20 評者2(専門の図面表現史からみた書評):三木勲(京都芸術大学)
14:00~14:20 評者2(専門の図面表現史からみた書評):三木勲(京都芸術大学)
14:20~14:40 評者3(イサム・ノグチ研究者からの書評):今村友里子(舞鶴工業専門学校)
14:40~15:00 評者4(ランドスケープ・アーキテクトとしての書評):大野暁彦(名古屋市立大学)
14:40~15:00 評者4(ランドスケープ・アーキテクトとしての書評):大野暁彦(名古屋市立大学)
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00 討議(登壇者と来場者) ※敬称略