更新日時:2022.09.02 00:00
2022年度 第1回研究会
『冷間成形角形鋼管柱の塑性変形能力』
実施報告
標記の研究会を2022年9月1日(木)13:00〜17:15に,オンライン(Zoom)で実施しました。
ご演題とご講演者(敬称略)は以下のとおりです。
1.「軸力と2軸曲げを受けて局部座屈する角形鋼管柱の一般化塑性ヒンジ法による弾塑性解析プログラムの開発」
多田 元英 (大阪大学)
2.「多数回繰り返し荷重下の角形鋼管柱の変形能力評価に関する検討」
澤本 佳和 (鹿島建設株式会社)
3.「角形鋼管柱を有する立体骨組の数値解析と必要部材間耐力比の考え方」
陳 逸鴻 (長崎大学)
4.「局部座屈する角形鋼管柱の小振幅下での安定限界」
石田 孝徳 (横浜国立大学)
5.「軸方向圧縮力と曲げモーメントを受ける角形鋼管柱の弾塑性挙動」
佐藤 篤司 (名古屋工業大学)
6.「被災した角形鋼管柱の残存耐力評価法と被災後補修」
吉敷 祥一 (東京工業大学)
最大で70アカウントのログインがあり,活発な意見交換が行われました。防災の日に,骨組内で一番重要な柱について改めて考え直すことができ,今後の設計や研究のすすめ方に一石を投じていただいたことと思います。お忙しい中,ご講演をお引き受けいただいた6名の先生方,ならびにご参加いただいたみなさまに深く感謝申し上げます。
近畿支部鉄骨構造部会 主査 聲高 裕治