更新日時:2021.07.28 00:00
2021年度 第1回研究会
『鉄骨加工・現場施工のさらなる合理化に向けて』
実施報告
標題の研究会を2021年7月27日(火)13:00〜17:15,オンライン(Zoom)で実施しました。
ご演題とご講演者(敬称略)は以下のとおりです。
1.「乾式接合と溶接接合の共存共栄」
多賀 謙蔵 (神戸大学)
2.「高力ボルト摩擦接合を用いた乾式組立外ダイアフラム柱梁接合部 -四つ葉プレート工法-」
奥野 雄一郎(株式会社竹中工務店)
3.「柱梁接合部製作の省力化」
吉田 文久 (大和ハウス工業株式会社)
4.「冷間成形角形鋼管の溶接・加工品質の向上と施工合理化に関する研究」
中川 治彦 (日鉄建材株式会社)
5.「最大入熱60kJ/cmのロボット溶接によるコラム端接合部の溶接金属強度」
浅田 勇人 (芝浦工業大学)
6.「現場ロボット溶接工法の開発と展開」
浅井 英克 (株式会社大林組)
オンライン開催のメリットを活かし,全国各地からご参加いただいたおかげで,最大で91アカウントのログインがありました。6名のご講演者からさまざまな視点での興味深い話題をご提供いただき,ご視聴者も交えた活発な質疑・応答が行われました。本研究会を通じて,鉄骨製作や現場施工でのさらなる合理化を図り,生産性を向上させるためのアイデアを共有することができたと思います。ご参加いただいたみなさまに深く御礼申し上げます。
近畿支部鉄骨構造部会 主 査 聲高 裕治