開催日時:2022.12.23 13:15
2022年度 第2回研究会
「鋼とコンクリートの取り合い部の終局挙動に関する最新の知見」のご案内
平素は日本建築学会近畿支部 鉄骨構造部会の活動にご参加・ご助力賜り,誠にありがとうございます。2022年度 第2回研究会は,『鋼とコンクリートの取り合い部の終局挙動に関する最新の知見』という題目で実施いたします。
鋼構造建築物には,さまざまな鋼とコンクリートの接合部が存在します。それらの接合部では,応力を適切に伝達することや安定した終局挙動を実現することを目指して,さまざまな工夫がなされています。本研究会では,柱脚や杭頭,合成梁等で用いられる鋼とコンクリートの接合部に着目し,新しい接合方法の開発や,従来の接合方法において未解明だった挙動の解明などについて最新の研究成果をご紹介いただくため,以下に示す6名の講演者をお招きすることとしました。日頃,鋼とコンクリートの接合部の設計や施工で疑問に思われていることを投じていただき,活発な議論を通じてこの部位の構造性能の向上に寄与できることを期待しています。
なお,本研究会は3年ぶりの対面形式を主体とし,オンラインも併用しながら開催いたします。部会員外の方も含めて無料でご参加いただけますので,部会員のみなさまには,お近くの方々もお誘いいただき,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日本建築学会 近畿支部鉄骨構造部会
主査 聲高 裕治
記
日 時:2022年12月23日(金) 13時15分〜17時
場 所:ハイブリッド(対面+オンライン)
対面の会場:ドーンセンター 4階 大会議室1
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
最寄り駅:京阪「天満橋」駅、
Osaka Metro谷町線「天満橋」駅、
JR東西線「大阪城北詰」駅
会場URL:https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php
オンライン:Zoom
Zoom Meetingへの参加に必要なIDおよびパスワード等の情報は、
研究会の1週間くらい前にメールにてお知らせする予定です。
参加費:無料
※ 参加をご希望の方は,下記URLにアクセスし、ご氏名・メールアドレス等を登録ください。
参加登録URL https://forms.gle/aYbsa3mrzaQrhusr6
※ 研究会に関するお問合せは,松宮(matsumiyaarch.kindai.ac.jp)までお願いします。
以上
【プログラム】
0. 主旨解説 | 13:15~13:20 |
1.「建築用形状記憶合金構造材の開発と鉄骨造露出柱脚への適用性検討」 荒木 慶一 (名古屋大学) |
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2.「H形鋼柱に用いる埋込み部降伏型柱脚の開発」 稲益 博行 (モントリオール理工科大学) |
13:55~14:30 |
3.「杭頭に埋め込まれた鉄骨柱から場所打ちコンクリート杭への軸力伝達」 池内 邦江 (株式会社竹中工務店) |
14:30~15:05 |
******************** 休 憩 ******************** | 15:05~15:15 |
4.「制振鋼構造における合成梁と接合部の挙動」 松田 頼征 (工学院大学) |
15:15~15:50 |
5.「バーリングシアコネクタの特性とその活用技術」 田中 照久 (福岡大学) |
15:50~16:25 |
6.「柱RC梁S接合構法の紹介」 三井 達雄 (株式会社大林組) |
16:25~17:00 |