開催日時:2019.08.30 13:05
2019年度 第1回研究会のご案内
平素は日本建築学会近畿支部 鉄骨構造部会の活動にご参加・ご助力賜り,誠にありがとうございます。
2019年度 第1回研究会は,『量産型鋼構造建築:ハウスメーカーの標準化構法,システム建築の実情』という題目で実施致します。
2017年度の統計によると,建築物の着工床面積のうち約38%が鉄骨造で,鋼材の供給先の約30%が住宅向けというように,わが国では多くの鋼材が住宅に用いられています。鉄骨造の住宅の多くはハウスメーカー各社が合理性を追求して実現した量産型鋼構造建築の典型であると考えられますが,一般的な構造設計者からすると技術者間の交流の機会も少なく,その実態が見えにくいところのようでもあります。そこで今回は,ハウスメーカー4社の方々に各社の鉄骨系プレファブ住宅に関する独自工法・技術等を可能な範囲でご紹介いただく場を設けてみることにしました。併せて,比較的薄い鋼材が活躍するこの分野において注意を促したい点,研究課題などについて学術的な視点ならびに鋼材メーカーのお立場からも話題提供していただき,皆様と知見を共有するとともに忌憚のない意見交換を図りたいと考えております。
部会員の皆さまには,お近くの方々もお誘いいただき,奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。
主査 多賀 謙蔵
記
【研究会】
日時:2019年8月30日(金) 13時05分〜16時55分
場所:大阪産業創造館 6階 会議室A・B
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5
TEL:06-6264-9888
最寄り駅:大阪市営地下鉄 中央線・堺筋線 堺筋本町駅
詳細は添付の地図または下記ホームページをご参照ください。
https://www.sansokan.jp/map/
テーマ:『量産型鋼構造建築:ハウスメーカーの標準化構法・システム建築の実情』
プログラム:
1.「鋼構造H形断面部材の局部座屈および座屈後挙動」
五十嵐規矩夫(東京工業大学) 13:05~13:50
2.「バーリング孔付き鋼板耐力壁を用いた薄板軽量形鋼造4階建て」
河合 良道(日本製鉄株式会社) 13:50~14:25
3.「増厚角形鋼管とワンサイドボルトによる柱梁接合工法」
山本 義徳(大和ハウス工業株式会社) 14:25~15:00
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4.「積水ハウスβシステムの概要」
井口 智晴(積水ハウス株式会社) 15:10~15:45
5.「パナソニックホームズの構造設計と耐震性能評価事例」
佐田 貴浩(パナソニックホームズ株式会社) 15:45~16:20
6.「エンドプレート形式柱梁接合を有するシステムラーメン構造の概略 -旭化成NHS-」
山本 篤志(旭化成ホームズ株式会社) 16:20~16:55
以上
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日本建築学会近畿支部 鉄骨部会
主査 多賀 謙蔵