更新日時:2022.10.01 13:00
テーマ:「吉田五十八の数寄屋建築」
日時:2022年10月1日(土)13:00~17:00
開催方法:対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催
対面、オンラインどちらでご参加の場合も、下記入力フォームより事前にメールアドレス、お名前、ご所属をご入力下さい。オンラインでご参加の方には後日ウェブ会議のURL等をお送りいたします。
対面会場:京都府立大学 稲盛記念会館(京都市左京区下鴨半木町1−5)
主旨:民家の意匠は古来から様々な建築のデザインソースとなってきました。古くは黒木で作った長屋王の佐保の別荘や法住寺殿の萱御所、近世には草庵茶室や数寄屋建築を生み出し、その影響力は現在にまで及びます。民家のデザインの何が我々を惹き付けるのでしょう。
それを考える糸口として今回は吉田五十八の数寄屋建築を取り上げ建築史、建築意匠論、建築家の三つの視点からその特徴に迫ります。
発表1:大井隆弘(三重大学)
「住宅作品を中心とした吉田五十八の作風の変遷」
近現代において、数寄屋や民家の意匠はどのような変容を遂げ、それはどのような意味を持ったのか。吉田五十八の住宅作品を通して考えます。
発表2:羽藤広輔(信州大学)
「1950年代の伝統論争と吉田五十八」
「数寄屋」についても様々な議論が見られた1950年代において、吉田はいかなる伝統論を展開したのか、他の建築家の動向とともに見ていきます。
講評:田野倉徹也(数寄屋建築家)
数寄屋建築を手掛ける建築家の視点から、上記お二人の発表に対する講評を行います
主催:日本建築学会近畿支部 民家部会
参加費:無料
お問い合わせ:安田徹也(竹中大工道具館)yasuda.tetsuya★dougukan.jp(★を@に置き換えてください)