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【鉄骨構造部会】2024年度第1回研究会 ご案内
2024年度 第1回研究会のご案内
平素は日本建築学会近畿支部 鉄骨構造部会の活動にご参加・ご助力賜り,誠にありがとうございます。2024年度 第1回研究会は,下記のとおり,『先端技術が鋼構造建築にもたらす変化』という題目で開催いたします。
情報技術の進歩は止まることを知らず,我々の生活に日々変化をもたらしています。特に,生成系AIによる技術革新は,幅広い分野に活用されつつあります。建築分野に目を向けると,労働力不足,環境配慮,一層の効率化・コストダウンなど社会からの要求が高まっており,それに応えるためにも,AIだけではなく,BIM,ロボットなどの幅広い先端技術の活用が期待されています。そのような先端技術に対して業界内の関心も高く,専門紙などの媒体で扱われることも多いですが,まだ身近に届いていない技術が将来的に建築をどのように変えようとしているのか,実感しづらいこともあろうかと思います。
本研究会では,様々な先端技術を建築の研究・設計・施工に適用しようと,その開発に携わっておられる(携わっておられた)5名の講師の方々に,AI,デジタルツイン,BIM,CAD/CAMシステム,溶接ロボットなどをキーワードにして講演していただくこととしました。単なる情報としてだけではなく,生の声を通して,それぞれの開発現場の熱量や,さらにその先に何を見ているのか感じ取り,活発な議論を通じて,皆さんと一緒に近未来に思いを馳せてみたいと考えております。
本研究会は対面形式を主体とし,オンラインを併用しながら開催いたします。部会員外の方や近畿支部圏外の方を含めて無料でご参加いただけますので,部会員のみなさまにはお近くの方をお誘いいただき,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
なお,2020年度から4年間にわたり,聲高裕治先生(京都大学),松宮智央先生(近畿大学),高塚康平先生(京都大学),片岡大様(大林組)の4名に当部会の幹事をご担当いただいておりましたが,今年度より以下の4名に幹事を交代することになりました。
【新幹事団】
主 査 :向出静司(大阪工業大学・准教授)
副 査 :古川 幸(大阪公立大学・講師)
会 計 :畑中祐紀(大阪大学・助教)
実務幹事:岡田 健(日建設計)
引き続き,研究会や現場見学会等を通じて,近畿地区の実務者・研究者等にとって鉄骨構造・合成構造に関連する有益な情報交換の場をご提供できるように努めて参ります。今後とも当部会の活動に一層のご支援をいただきますよう,よろしくお願い申し上げます。
主査 向出 静司
記
日本建築学会近畿支部鉄骨構造部会 2024年度 第1回研究会
日 時: 2024年9月12日(木) 13時20分〜16時50分
場 所: ハイブリッド(対面+オンライン)
○会場(対面):大阪科学技術センター 7階 702号室
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4
最寄駅:Osaka Metro御堂筋線「本町」駅,四つ橋線「肥後橋」駅
○オンライン :Zoom Meeting
ID,パスワードは,研究会1週間ほど前にメールでお知らせします。
参加費: 無 料
テーマ: 『先端技術が鋼構造建築にもたらす変化』
プログラム:
0. | 「主旨解説」 | 向出 静司(大阪工業大学) | 13:20〜13:25 |
1. | 「AI×構造モニタリングによる建物群被害推定の 新たな視座」 | 金子 健作(大阪公立大学) | 13:25〜14:00 |
2. | 「日本版BIMの問題点」 | 飯島 憲一(大阪電気通信大学) | 14:00〜14:35 |
3. | 「構造設計者を強力にサポートする、 構造設計プロセスに応じた3つの構造設計AI」 | 九嶋 壮一郎(竹中工務店) | 14:35〜15:10 |
— 休憩 — | 15:10〜15:25 | ||
4. | 「建築鉄骨におけるBIM推進への取り組み ~ 設計+ゼンコンとの連携 ~ 」 | 播磨 裕敏(日本ファブテック) | 15:25〜16:00 |
5. | 「梁自動組立ロボットRBCによる省力化」 | 藤﨑 崇秀(クラネンドンク) | 16:00〜16:35 |
6. | 「意見交換」 | 16:35〜16:50 |
以上