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2017年度 鉄骨構造部会第1回研究会報告

更新日時:2017.08.02 12:38


日本建築学会近畿支部鉄骨構造部会

2017年度 第1回研究会報告

テーマ:『長周期地震動対策としての制振構造』

 

2017年度 第1回研究会は,『長周期地震動対策としての制振構造』という題目で実施致しました。

東海・東南海・南海連動型地震に代表される海溝型長周期地震の発生が懸念される昨今,国から出された「超高層建築物等における南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動対策について」(技術的助言))(平成28年6月24日付け,国住指第1111号)の適用が今年の4月からいよいよ始まりました。兵庫県南部地震以降、特に超高層の鋼構造建物にあってはスタンダードともいえるほど普及している制振構造は長周期長時間地震動に対しても有効であると考えられますが、これまで以上に長時間かつ大振幅の振動を対象とする場合にどのような課題があるか、という観点から“制振構造”に焦点をあてた研究会を企画しました。

池田先生(京都大学防災研究所)から「制振技術のさらなる普及にむけて」と題して制振技術の発展の経緯や今後の課題等を包括的にご紹介いただいた後、聲高先生(京都大学)から「座屈拘束ブレースの設計の基本事項と設計の想定をこえる巨大地震に対する検討事項」、浅田先生(神戸大学)から「ブレース型ダンパーが取り付く柱梁接合部の設計法高度化に向けた最近の取組」、石井様(日建設計)から「静的解析に基づく制振構造の性能評価法と簡易振動モデル設定法」という演題で話題提供を行っていただき、今や成熟した技術と見える制振構造にも見過ごしてはならない様々な留意点があることを共通認識できたと考えます。

研究会には51名の参加があり,活発な意見交換も含めて盛況のもとに終えることができました。ご講演いただいた講師の方々ならびに本研究会に参加された方々に御礼申し上げます。

 

鉄骨部会主査 多賀 謙蔵

プログラム:

1.「制振技術のさらなる普及にむけて」

池田 芳樹(京都大学防災研究所) 13:35~14:05

2.「座屈拘束ブレースの設計の基本事項と設計の想定をこえる巨大地震に対する検討事項」

聲高 裕治(京都大学) 14:05~14:50

 

******************** 休 憩 ********************            14:50~15:00

 

3.「ブレース型ダンパーが取り付く柱梁接合部の設計法高度化に向けた最近の取組」

浅田 勇人(神戸大学) 15:00~15:45

4.「静的解析に基づく制振構造の性能評価法と簡易振動モデル設定法」

石井 正人(株式会社日建設計) 15:45~16:30

5.  質疑 16:30~16:45