２０１９年度　第２回研究会のご案内 

  平素は日本建築学会近畿支部 鉄骨構造部会の活動にご参加・ご助力賜り，誠にありがとうございます。 

2019年度 第2回研究会は，『鋼構造の架構計画　～コラムＨ構造から剛性耐力集中型構造まで～』という題目で実施致します。
  法の規定を上回る地震動に対する備えも視野に入れながら、大地震に対しても機能維持を図るべきことが設計目標となることが今後増えるであろう、いや増やしていくべき時を迎えています。耐震性能を高めるためのメニューも、免震・制振・超高強度鋼材の活用など選択肢が広がっていますが、鋼構造の構造計画の基本となる架構計画についても今一度見つめ直してみませんか。純ラーメンかブレースを付加するのか、そもそも柱の断面形は□かHか？など、なんとなく前例に倣い、あるいは先入観をもって初期段階における検討の間口を狭めてしまってはいないでしょうか。このテーマに対して，研究者の視点、設計者の視点、さらに鉄骨製作の立場から様々なお考えを述べていただく場を設けることにしました。皆様と知見を共有するとともに忌憚のない意見交換を図りたいと考えております。
  部会員の皆さまには，お近くの方々もお誘いいただき，奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。なお，研究会の後には，新年会を兼ねた懇親会を予定しております。こちらもあわせてご参加ください。 
 

主査　多賀　謙蔵   

記

【研究会】

日時：2020年1月16日（木）　13時05分〜16時55分

場所：ドーンセンター 4階　大会議室１
〒540-0008　大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL：06-6910-8500　
最寄り駅：京阪，Osaka Metro谷町線「天満橋」駅
            　JR東西線「大阪城北詰」駅下車
        　 　詳細は添付の地図または下記ホームページをご参照ください。
    http://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.html
※研究会に関するお問合せは，金尾（kanao@kit.jp，075-724-7649）までお願いします。

【懇親会】    日時：2020年1月16日（木）　17時30分〜19時30分
場所：チアリ （Cheerly）
大阪府大阪市中央区石町2-3-13
06-6945-5507
会費：4,500円
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/27013849/

※  野菜のおいしい食堂です．美味しく食べて飲みながら，会員の皆様との親睦を深め，情報・意見交換の場としてお役立てください．
懇親会にご参加いただける方は，2020年1月7日（月）までにご連絡ください。
連絡先：京都工芸繊維大学　金尾
e-mail: kanao@kit.jp ／　tel: 075-724-7649　／　fax:075-724-7250 

テーマ：『量産型鋼構造建築：ハウスメーカーの標準化構法・システム建築の実情』

プログラム：

1．「ホント？ 鋼構造架構計画のルーチン」
    高木　次郎（首都大学東京）    13：05～13：55

2．「鋼構造Ｋ形ブレース付き骨組の非弾性挙動と設計法に関する考察　
～米国での在外研究を通じて～」
    浅田　勇人（神戸大学）    13：55～14：45

4．「倒壊制御設計－想定を上回る地震動にどう備えるか？」
    荒木　慶一（名古屋大学）    14：45～15：35

******************** 休 憩 ********************    15：35～15：45

5．「同一平面ツインタワーにおける各棟基準階の架構計画の考え方」
    吉田　　聡（株式会社日建設計）                                              15：45～16：20

6．「鉄骨製作の立場から見た柱断面形状別の安・楽・早・正」
    梅本　優也（竹島鉃工建設株式会社）                                        16：20～16：55

以上

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日本建築学会近畿支部　鉄骨部会

主査　多賀　謙蔵