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鉄骨構造部会 お知らせ

2016年度第2回研究会報告

更新日時:2016.12.17 14:34


日本建築学会近畿支部鉄骨構造部会

2016年度 第2回研究会報告

テーマ:『鋼構造の累積損傷評価と対策に関する最新の動向

―南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動への対策に関連して―』

 

2016年度 第2回研究会は,『鋼構造の累積損傷評価と対策に関する最新の動向―南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動への対策に関連して―』という題目で実施致しました。

東海・東南海・南海連動型地震に代表される海溝型長周期地震や,上町断層帯を震源域とする内陸直下型地震等の発生が懸念される昨今,現行の建築基準法等の法令に準拠する設計だけでは十分な対応とは言えなくなってきています。国土交通省より本年6月24日付で,“超高層建築物等における南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動への対策についてとりまとめ、地方公共団体等の関係団体あてに通知”されたことを受けて,いよいよ対策が実現に向かうこの時期に,改めてこのテーマを取り上げた次第です。国の研究機関、大学、民間企業それぞれの立場でこの問題に取り組んでおられる3名の研究者から,長周期長時間地震動に対する鋼構造の損傷評価等に関する最新の動向について話題提供をいただくとともに,長周期建物の設計経験が豊富なお二人の実務設計者から、今後の対策にあたって参考となる設計事例紹介を行っていただきました。

研究会には47名の参加があり,活発な意見交換も含めて盛況のもとに終えることができました。ご講演いただいた講師の方々ならびに本研究会に参加された方々に御礼申し上げます。

 

鉄骨部会主査 多賀 謙蔵

プログラム:

1.「長周期地震動に対する超高層鉄骨造建築物の長時間繰返し変形による梁端部の損傷評価」

長谷川 隆(国立研究開発法人建築研究所) 13:35~14:20

2. 「多様な地震動を受ける梁端接合部の変形能力の評価と課題」

田中 剛(神戸大学) 14:20~15:05

3.「繰り返し変形に伴う部材劣化を考慮した建物応答解析と評価」

鈴木 芳隆(小堀鐸二研究所) 15:05~15:50

******************** 休憩 ********************    15:50~16:00

4.「あべのハルカス 安全・安心のデザイン」

平川 恭章(株式会社 竹中工務店)  16:00~16:45

5.「異なる構造形式で高い耐震性能を実現した200m級ツインタワーの構造設計」

吉田 聡(株式会社日建設計)  16:45~17:30